令和7年度関東高等学校体育大会テニス競技県予選会団体戦(春団)がありました。

 5月17日から18日にかけて令和7年度関東高等学校体育大会テニス競技県予選会個人戦(埼玉県大会)がありました。この大会は、3年生にとって最後となる大会でした。1年生含め全員で一丸となって戦いました。

 17日は、天候不順のため、初戦の熊谷商業高校戦のみを行いました。サポート・応援の部員全員が、喉を枯らすほど応援し、また、選手もそれに応えるように全力で試合に臨み、3‐0で熊谷商業高校に勝利することができました。

 18日は、2回戦から試合が始まりました。2回戦の相手は、所沢北高校でした。すべての試合において、非常に拮抗しており、手に汗を握る展開となりました。そんな中でも、選手は最大限のパフォーマンスを出し切ることができ、また、応援も前日に引き続き、気持ちを切らすことなく、会場全体に響き渡るほどの応援で場を盛り上げていました。その結果、接戦をものにすることができ、2‐0で勝利することができました。

 3回戦は、第一シードの浦和学院高校との試合となりました。相手の選手は非常に強く、シングルスはストレートで落としてしまい、後がなくなりました。ダブルスは0‐5までいってしまったものの、2ゲームを取り返し、一矢報いることができました。しかし、残念ながらダブルスも落としてしまい、敗退が決まりました。全体的に非常に厳しい試合運びとなりましたが、選手と応援が一体となって、なんとか勝利しようと努力していました。

 目標としていた県ベスト8まであと一歩のところで敗退し、試合後のミーティングでは、選手全員が声を震わすなど、全員にとって非常に悔しい結果となりました。一方で、自分たちでやれることは全てやりきったため、後悔のない試合となり、この1年間の中で最高のドラマにすることができました。

 3年生は、自分たちが果たせなかった目標や想いを1,2年生に託すことができました。1,2年生は3年生から受け取った想いを胸に、志木高の伝統を受け継ぎ、そして目標達成に向けてこれから再び志木高庭球部を盛り上げていきたいです。

以下、本年度主将長根優聖より、「春団を終えて」です。


春団を終えて

目標としていた県ベスト8はあと一歩のところで達成することができず、とても悔しかったです。
しかし、仲間たちと切磋琢磨しながらテニスに向き合ったこと、全員が同じ方向を向いてチームで戦ったことは、非常に価値のある経験だったと感じています。
これまで支えてくださった保護者、コーチ、監督、顧問の先生方、本当にありがとうございました。

長根優聖


結果

1回戦 熊谷商業高校 3‐0 ○

2回戦 所沢北高校   2‐0 ○

3回戦 浦和学院高校  0-2 ●

-県ベスト16-


出場メンバー

  • 植村彰人
  • 高橋亮太
  • 長根優聖
  • 柊山裕樹
  • 福留慶一郎